1. はじめに:ハムスターの健康は食事で決まる!
ハムスターを飼っているみなさん、大切な家族の一員であるハムスターには、毎日どんなごはんをあげていますか?
「市販のペレットだけでいいの?」「野菜や果物も食べさせていいの?」「ひまわりの種ってあげすぎちゃダメなの?」など、疑問に思うことも多いですよね。

ハムスターも人間同様、食べるものでカラダが作られるのでバランスの良い餌をあげることがとても大切なんです!この記事では、
- ハムスターにおすすめの餌
- 与えてはいけない食べ物
- 適切な餌の量や頻度
- 簡単な手作り餌レシピ
などをわかりやすく紹介していきますのでぜひ参考にしてみて下さい!
![]() |

2. ハムスターの餌の基本
ハムスターはいろいろな種類の食べ物を食べる雑食ですが、人間と違って食べられるものが限られています。雑食だからと言ってなんでも食べられる、食べて良いという訳ではありません。バランスを考えた以下のような食事が必要です。
◇主食(毎日あげるもの)
- ペレット(ハムスター用のフード)
見た目は 小さな棒状や粒状 で、ハムスターが食べやすいサイズになっています。ペレットには、ハムスターに必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラル などの栄養がしっかり入っているので、毎日の主食 にぴったりです。 - シード類(ハムスターが食べることができる種や穀物)
ハムスターが大好きなヒマワリの種やカボチャの種もシード類の一つです。他にも、アワ・ヒエ・キビ・オートミール なども含まれます。
ハムスターの好物なためおいしそうにほっぺにため込む姿が可愛くて、ついついあげがちな食べ物ですが、脂肪分が多いものもあるので注意が必要です。あげすぎてしまうと肥満にも繋がりパンパンなハムスターになってしまいます。それも大福みたいでコロコロして可愛いのですが健康によくないので要注意ですね。。
おやつや副食として適量をあげることを心掛けましょう。

◇ 副食(おやつや栄養補助)
- 野菜(小松菜、にんじん、ブロッコリー など)
- 果物(りんご、バナナ など。ただし少量)
少量とは1日に小指の先くらいの量(約1cm角・1g程度)です。また、毎日あげるのもNGです。糖分が多いため週に2~3回までに抑えましょう。余った場合はすぐに取り除いて下さいね!腐ってしまったものを食べてしまう危険性があります! - 動物性たんぱく(ミルワーム、ゆで卵の白身 など)
ミルワームとはハムスターが食べられる小さな幼虫のことです。え、そんなのあげられない無理って思う方も多いと思いますが、たんぱく質補給にはとても役立ちます。特に妊娠中や成長期のハムスターにおすすめな食べ物です。生タイプと乾燥タイプがあるので、生きている虫が苦手な方は乾燥タイプを選ぶと良いでしょう。乾燥タイプの方が保存も簡単です。
◇ 水分補給
- 毎日新鮮な水を用意する
- 水はボトル式の給水器がベスト
ハムスターは水を置いといてあげるだけでは、うまく飲めないことがあります。また大きな器だとハムスターが誤って入っておぼれてしまうことがあったり、こぼしてハウスが汚れたり、ハムスターが風邪をひいてしまう可能性もあるので、飲みやすくて安全な給水器を必ず設置してあげましょう。

![]() | 送料無料 小動物用給水器 ウォーターボトル 60ml 水やり 水飲みボトル ペット用品 ケージ取り付け ハムスター モルモット ペットグッズ 簡単設置 シンプル コンパクト |

![]() |

これらをバランスよくあげることで、ハムスターは元気に暮らすことができます。

3. おすすめのハムスター用ペレット
市販のペレットは、ハムスターの栄養バランスを考えて作られているので、基本の主食としてとても最適です。特におすすめのペレットは以下の3つ!
1. ハムスターセレクション
高たんぱく・低脂肪で健康的!食いつきがよく、小さなハムスターでも食べやすい♪
![]() |

2. マルカン ハムスターフード
栄養バランスが整っていて初心者向け。まずはこれから!値段も手頃でコスパGood!
![]() |

3. ニッパイ ハムスターフード
必須ビタミンがしっかり入っているのが嬉しい。ふやかして与えることもできますよ!◎
![]() |

ペレット選びのポイントは「栄養バランスが良いこと」と「ハムスターが食べやすい形状」であることが重要です!
4. 与えてはいけない食べ物
ハムスターは雑食のためなんでも食べそうに見えますが、中には食べると危険なものもあります。
※ 絶対にあげてはいけないもの! ※
・ネギ類(玉ねぎ・にんにく・長ネギ)
→ 食欲がなくなる、フラフラする、赤いおしっこが出るなどの中毒症状を起こしてしまいます。
・チョコレート・お菓子
→ 糖分が虫歯や肥満の原因に。カフェインは小さな心臓に大きな負担を与えます。
・柑橘類(みかん・レモン)
→ 酸が強いため、お腹を壊す原因に。
・生の豆類(大豆・枝豆)
→ レクチンという有害な成分がハムスターの体に悪影響を与える可能性あり。
これらは絶対にあげないように注意しましょう!中毒症状が見られた場合はすぐに病院へ!
5. 餌の量と頻度
では次に量のお話です。「どれくらいの量をあげればいいの?」「残った餌は放置しておいて大丈夫かな?」と悩む方も多いですよね。
基本の目安
- ペレット:約5g~10g(ティースプーン2杯くらい)
- 野菜・果物:少量(1日1~2種類、小指の先くらい)
- たんぱく質:週に1~2回(ミルワーム1匹、ゆで卵の白身少しなど)
ハムスターは「ため食い」をする習性があるので、一気にたくさんあげすぎないことが大事です!余った餌はカビが生える原因になるので、こまめにチェックして取り替えてあげましょう!カビが生えた餌や腐りかけた餌を放置しておくのは絶対にNG!!

![]() |

6. 簡単な手作りレシピ
市販のペレットだけでなく、たまには手作りのおやつを作ってあげるのもおすすめです。飼い主の愛情が含まれるためハムちゃんズも喜ぶこと間違いなし。
*ハムスター用野菜チップス
【材料】
・にんじん 1/2本
・かぼちゃ 20g
・小松菜 1枚
【作り方】
- 野菜を薄くスライスする
- 100℃のオーブンで約1時間焼く(または天日干しで乾燥)
- カリカリになったら完成!
保存もできるので、ちょっとしたおやつにぴったりです。
*ハムスター用 ヘルシー豆腐クッキー
【材料】
・絹ごし豆腐 … 20g(水切りしておく)
・オートミール … 10g
・小麦粉 … 5g
・すりおろしにんじん … 少量(風味付け・なくてもOK)
【作り方】
1.豆腐の水をしっかり切る(キッチンペーパーで軽く押さえる)
2.すべての材料を混ぜてこねる(耳たぶくらいの硬さになるまで)
3.ハムスターが食べやすいサイズに小さく丸めて平らにする
4.100℃のオーブンで約30分焼く(低温でじっくり!焦げないよう注意)
5.しっかり冷まして完成!
乾燥させると日持ちしますよ!(冷蔵で1週間程度)
手作りご飯を作る時も塩や砂糖などの調味料は使わないように注意して下さい。
7. まとめ:正しい餌選びでハムスターと楽しく暮らそう!
ハムスターの餌選びは、健康を守るためにとても大切です。
✔ 主食はペレットを基本に!
✔ 副食で野菜や果物をプラス!
✔ 与えてはいけない食べ物に注意!
✔ 餌の量は適量を守る!
✔ たまには手作りおやつもおすすめ!
毎日、正しい餌をあげて、ハムスターと楽しく過ごしましょう!

